戦後まもまく、美術愛好家たちが長崎市民美術展を開催したのがはじまりで、平成23年に60周年を迎えました。当初は洋画が中心でしたが、現在は日本画、南画、水墨画、洋画、書、写真、工芸、デザインの8部門で構成しています。もと長崎市長の故諸谷義武氏が長年会長を務めた歴史ある団体です。
毎年、長崎アートフェスティバルを当会単独で開催しており、2019年で第17回を数えます。会員対象の美術展で、約200点の出品があり、入場者は6日間で2000名ほどになります。かつては浜町や長崎市民会館などで開催していましたが、現在は長崎県美術館で開催しています。
長崎市民美術展を長崎市や長崎市教育委員会など、5団体で実行委員会を組織して開催しています。一般からの出品は500点前後ですが、最近はジュニア層(保育園・幼稚園児、小中学生)からの応募が増えてきており、35,000点ほどの応募の中から1500点ほどを選んで展示しています。入場者は2週間で8000人を超えています。
野口彌太郎美術館・中の茶屋清水崑展示館・須加五々道美術館の管理を長崎市から受託しています。
年に2回、広報紙「美振」を発行し、公共団体や会員に送付しています。
ホームページによる情報発信を行っています。
活動開始 | 団体の設立 昭和25年 NPO法人認定 平成15年7月1日 |
役 員 | 理事長1名、副理事長4名、理事11名、監事2名 |
職 員 | 9名(パートを含む) |
会員数 | 400名(令和5年現在) |
目 的 | 主として長崎市を中心とする地域おいて、美術に関する事業を行い、この地域の美術環境の改善と美術の振興に寄与することを目的とする。(定款 第3条) |
活動内容 | 長崎アートフェスティバルの開催 各部会による研修会や作品発表会 長崎市民美術展の共同開催 など |